アートによる里山整備

アートガーデン・コヅカの所在地は、房総半島南部・鴨川市金束(こづか)。清澄山系の通称「三角山」の中腹、約7000坪を敷地とします。50年前までは棚田だったこの地は、現在では戦後植林された杉と竹に覆われ、かつて米作りで人々が行き交った頃の風景を想像するのは難しい状況にあります。

ただ、自然との関係を失いつつある都会の人間にとって、この森には何か惹きつけられるものがありました。ここにいるだけで心地よくなる感覚。それは、利便性に溢れた都会での生活では見つけることが難しくなったもの、とでもいうのでしょうか。

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コヅカアートフェスティバル2014

2008年11月、私たちはこの森を再生するプロジェクトをスタートさせました。しかし、整備のための整備では長くは続くはずがありません。私たちは人々の創造力を活かした「アートによる里山整備」という考え方を生み出し、それにチャレンジすることにしました。その象徴が毎年夏に実施しているコヅカ・アートフェスティバルであり、都会の家族を呼んで実施している南房総ファミリーエコツアーです。

この整備方法がうまくいくのかはまだわかりません。しかし、人と自然をつなぐこの整備方法によって、少しずつ、しかし確実に、森の中に人々の足跡が増えてきました。
上の絵は、鬱蒼とした薄暗い森から、日射しを感じることの出来る明るい森に変貌したアートガーデン・コヅカの未来予想図(Luz do sol 作:宮下昌也)です。ぜひこのユニークな里山整備にぜひご協力下さい。
(アートガーデン・コヅカ 来嶋洋介)

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南房総ファミリーエコツアー「クリスマスリースをつくろう」
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人と自然をアートでつなぐ